まっ、それもそのはず。



外に逃げればよかったものの、おバカな俺達は咄嗟に校門から敷地内へin。



そして逃げているうちにいつの間にか校舎内へ。



教師…いや、誰の目から見ても間違いなく不審者の俺達は、完全にお尋ね者。



いたかー?いや、こっちじゃねー!!じゃ、次はこっち見てみます!!と俺らを血眼になって捜す捜査官、もとい教師共に見つからぬよう全力で逃亡していた俺達は、ここ、階段の踊り場も危険!ということで、とりあえず適当な、もちろん物音ひとつしない教室のドアをガラリと開けた。