えと、一体なにが…
「あぁー!もうっ!!なんで俺がっ!!あぁー!もうっ!!」
「ぐえっ!!」
瞬間、俺のオデコを思いっきり押し、フンッと鼻を鳴らした恭一。
あまりにも突然のことに、ビックリ通り越して頭が真っ白になってしまったが、そんなことよりなにより首が痛い。
「ちょっ、恭一!」
バッと顔を上げた俺は、涙目で首を擦りながらキッと恭一を睨み付けた。
「あ?」
でも、そんな俺の睨みが恭一に効くはずもなく、突然、俺の腕をガシッと掴み、ヒッと小さく声をあげる俺を無視した恭一は、いつかのように俺をズルズルと引き摺りながら教室へと向かった。
「えと、」
「黙れ。」
「ヒッ!」
そしてガクガク震える俺を無理矢理椅子に座らせ、ふぅ…とひとつ息をついた恭一は、よしっ!と気合いを入れると俺のブレザーに手をかけた…。
**************
「あぁー!もうっ!!なんで俺がっ!!あぁー!もうっ!!」
「ぐえっ!!」
瞬間、俺のオデコを思いっきり押し、フンッと鼻を鳴らした恭一。
あまりにも突然のことに、ビックリ通り越して頭が真っ白になってしまったが、そんなことよりなにより首が痛い。
「ちょっ、恭一!」
バッと顔を上げた俺は、涙目で首を擦りながらキッと恭一を睨み付けた。
「あ?」
でも、そんな俺の睨みが恭一に効くはずもなく、突然、俺の腕をガシッと掴み、ヒッと小さく声をあげる俺を無視した恭一は、いつかのように俺をズルズルと引き摺りながら教室へと向かった。
「えと、」
「黙れ。」
「ヒッ!」
そしてガクガク震える俺を無理矢理椅子に座らせ、ふぅ…とひとつ息をついた恭一は、よしっ!と気合いを入れると俺のブレザーに手をかけた…。
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