「紅月くーん」

私は体育会実行委員会が終わった後に紅月くんを呼んだ



「さっき山畑くんに喋りかけてたけど








 友達になりたいんじゃないの?」



「え?ち、ち、ちちちがうよ!!」


「あ、そうなの?ごめんね勝手におもっちゃって・・・」

私は少し落ち込んでいると





「あ。違うよ?
 
 その、なんていうか、んーっと、

 未希たちが話してる声が聞こえて

 俺も少し興味ある話だったから、一緒に喋りたくてさ、ね」




私は紅月くんのそれを聞いた瞬間

ぱっと明るくなった


「え!ほんと!
 
 よかったぁ!」