「ぇっと、話があるんだけど」 「話・・・ですか?」 高木君は、不思議そうに言う。 ここで、自然な流れで高木君を連れ出せるのはー・・・。 「そう!部活の話!大会のエントリーについて顧問の先生が呼んでたから」 高木君は納得したようだ。 「じゃぁ、染蔵先輩。失礼します」