*年下男子に惑わされ*



「今日気が付いたらしぃんだよね」



「主語を言って下さい・・・」



先輩ってば、意味不明すぎ。



コーラの缶を手の平で転がす。



コロコロゆらゆらー。




まるで、あたしの気持ちみたいにフラフラしてる。



「ってか、確かめるために来たのかも」



ニコっと爽やかに笑う先輩。



あー。




今の顔。ちょっと高木君に似てた。