「きゃはは♪耳真っ赤ぁ~可愛いっ」 こいつムカツク!! 「あぁー。なんか、こっちまでドキドキしてきたんですけど!」 ピッ!! その音と共に最終レーンは始まった。 「海斗~~っっ!頑張れぇ~っ!高木くーんっ!」 麻美の応援に負けないように、あたしも声を張り上げる。 「海斗っ!抜かせーーっ!高木君!頑張れーー!!!!」