「確かに………だけどお前勘違いしているな 」
「なんですって? 」
「俺がこの能力を選んだ理由は2つある……… 1つは人間 をずたずたにかみ砕くことができたから……… 」
「趣味、悪いわね 」
「まぁな、そしてもう1つは……… 」
『再生能力』
俺の肩はゴキゴキと奇妙な音を発てながら徐々に伸びていく。
「さ、再生!? くっ! 」
海長が「させないっ!! 」と言わんばかりに、すかさず銃を構えて連続で発砲した………だが………
カンッカンッ!!!
「くくく、そんなもんで俺のボディが貫けるかよ……… 」
「く………あなただけは殺すつもりは無かったけど……気絶なんて甘いことも言ってられなくなったわね 」
そうだ………
このバトルの勝敗は相手が気絶して現世にもどるか、相手の死か。

