「痛ッ…!!」 カバン直撃!! どうやら隣のお席から。 あたしは、自分の肩に当たって床に落ちてしまった、 見知らぬ誰かのカバンを、拾い上げた。 「あの…これ。今おとし…「あ、さんきゅ~♪」 声が重なった。 声の主を見るあたし。 一瞬、 心臓が止まったかと思ったよ。 …だって