「い、」
壱、そう名前を呼ぶために開いた口に何か暖かいものが触れた。そして驚いてぎゅっと閉じる私の唇を無理やり割って入ってくる壱の舌。
き、す?
どんどんと深く、熱い壱からの口付けに私の思考回路と抵抗力が低くなる。
抵抗したくても手を押さえつけられていて身動きがとれず、言葉を発したくても壱によってそれを拒まれる。
「んんーっ…」
「っ…」
ぼーっとする頭。
唇が離れても私はただ壱を見つめることしか出来なかった。
「穂波…」
私を呼ぶ声が凄く優しくて
私の頬に触れた手が暖かくて。
一個一個壱の手によって外される制服のボタン。私は何故か抵抗することが出来なかった。
壱が私に触れるたびにベッドが軋む。
壱が私の名前を呼ぶたびに愛おしく感じる。
あぁ、やっぱり私…壱が、好きなんだ。
「穂波っ…」
「っ」
絶頂に達する瞬間、聞こえたのは貴方が私を呼ぶ声でした。

