雷鬼ヤバいじゃん……!



私はハッとした。



鞄に……あるじゃん。



私はダッシュで教室を出て、屋上へ向かった。



昼間だけど………



空に出てるのは太陽だけど………、



月光……行くよ!



私は着替えて屋上を飛び降りた。



学校の塀をヒョイッと乗り越え正門へ向かう。



学校の中から来たら変だしね。



ウィッグや眼鏡も取ったし髪も結んだ!



私は堂々と正門に立った。



すると下っ端を見ている黒乱総長が私に気づいたみたい。



「……あ゛?誰だテメェ」



『誰に向かってそんな口の聞き方してんの?



潰されてぇか?』



その言葉と同時に思いっきり俺は殺気を出した。