数時間後―――…



『あー!もうっ!』



いくら手を尽くしても名前と生年月日しかでない!



私がハッキング出来ない奴はただひとり――…



でも、“あの人”が何故渡部太一の情報をガードした?



仲でも良かったのかな



あー!もうやめ!



考えるのやめよう!



そんな事より寝よう!



パソコン使いすぎて疲れたし。





結局その日は渡部太一の情報を掴めないままぐっすり眠った。