『ふあぁぁあっ。ねむ。』



私はパジャマ姿でリビングに向かった。



『あ、兄貴おはよ。』



リビングには既に兄貴がいて、朝食と一緒に私を待っていた。



「おー、澪起きたか。ホラ、飯食え」



テーブルに出ているのは食パンとスクランブルエッグ。



兄貴の得意料理だ。



『いただきます』



私は兄貴の作ってくれた朝食を食べ始めた。