数分後。 運ばれてきたお粥。 私が病気になるときだけ優しくなるね、兄貴。 「ほらっ」 そう言ってバシンッ!という音をたてておでこに貼られた冷えピタ。 『いてー』 仮にも、仮にも! 私は病人ですよ!? そんな力強く貼らなくていいじゃん! でも、ニコニコしながら私がお粥食べてる姿を見てる兄貴は憎めない。 計算なのだろうか、天然なのだろうか。 おそらく、計算だろうが。 『はい。』 私は食べ終わったお粥の皿を兄貴に渡した。