白いユニフォームの下に黒いアンダーシャツを着て、帽子を深くかぶった男の子が立っていた。 ん…?だれかな? 音楽室のベランダに、ボール入っちゃったのかな? 「あの〜?」 「あ、青木…」 「あ!相葉くん!どうし……「キャー!奏だー!」 「やっべ…。ちょっとごめん!」 「えっ、えっ?」 腕を掴まれて、相葉くんのペースで一気に階段を駆け降りる。