良かった、と安心してしまう私よ、消えろ。

嬉しい、などと思うな。

それ以上、キミ色に染めないでよ。


ねぇ、さっきみたいに¨クルミ¨って呼んでよ。

ねぇ、もう一度キスをしてよ。

汚れた私をキミに溺れさせてよ。

これ以上、キミを好きになりたくない。

なのに、なんで。

こんなに好きが溢れてしまうんだ。


「好き...なのに...。」