「どうしたの?黙り込んで。」




見ると七海さんが私を心配そうに見つめていた。




「いや……大丈夫。」




心配されるほどのことでもない。




「最近、風邪をひいたみたい。」




「そうなの!?寝てなくて大丈夫なの?」