こうして2人は永遠に森をさまよい続け、二度と他の人間に姿を見られることは無かったと言う。
「殺すな。」
「私は貴方でもあるんですよー。」
謝れ。
「作者さん怒っていらっしゃいます。」
「何故私が謝らなくちゃならない!?」
「作者さんをバカ呼ばわりしたからです。」
「…解ったよ。すまなかった。」
「これでどうでしょう?作者さん。」
…土下座。
「だ、そうです。店長。」
「調子乗るな作者!!真面目に書け!!新:必殺!!ブレイク・ウインド!!」
森林破壊です!!
しかしこれは痛かった。痛かったぞぉぉぉーーーー!!
「店長!作者さんがフリーザっぽくなっちゃいました!!」
「私の今の必殺技の描写を書けーー!!ブレイク・ウインド!!」
回避!!
「作者さん!!」
はい何でしょう?アバター君。
「さっき声だけの存在とか言ったのに避ける必要無いんじゃあ?」
…。
「ねー店長。目的を見失ってませんか?」
「…。」
アバターは強い。作者も店長も同時に黙らせる。
真面目にしますよ。それなりにね。
「よし、じゃあ最初の目的に戻ろう。」
頑張ってください。
「いや、私たちの活躍を描くんだろう?」
そこにあまり興味無いんで。
「書けよ。」
忙しいんでいいです。
「仕事だろう?」
学生の本分は勉強ですから。
「…。もういいや。じゃあ、私たちは最初の目的の…」


無事森の妖精こと、『モリリス』の捕獲に成功した2人は帰り道を探していた。
「活躍完璧にスルーされた…。」
「まぁ、派手に動かされるよりはいいじゃないですか。」
日が傾いてきて、色が暖色に近づいてきている。
「しかもこのナレーション…ムカつくなぁ。」
BAD ENDにしてやろうか?
「プリキュアの敵だー。」
「プラスαでウザイ。」
まあいい、そろそろ貴様等に一筋の希望の光を見せてやろう。
「厨二の気もあるし。」
歩いているその先に、人影が現れた。
「おおっ!店長!!あの2人は!!」
「人呼んで赤髪!!」
「同じく青髪!!」
「「二人合わせてレッドブルーズ!!」」
つまらない2人組が現れた。
「一応君たちは敵対しているのだろう?」
 赤髪と青髪は『キューティー:オブ:グロテスク』と『S:M可愛ゆす共和隊』として、敵対している。
「丁寧な説明ありがとう。作者さん。」
どういたしまして赤髪さん。
「で?そんなに仲良くここで何をしているんだ?」
「「店長を勧誘に来た。」」
「シンクロしてるー。」
「断る。」
「おお?モリリスじゃないか?」
青髪が反応する。
「触らないでくれよ。大事な商品になってもらうんだ。」
「大事な商品になって…ブッ!!」
青髪にこの言葉が効果抜群だったらしく、青髪は倒れた。基本青髪はこういうキャラなのである。これ以上の役割は無い。
「作者ドS!!」
おっと、もう復活しやがった。
「ちょっと待つ!!作者は作者で早く私たちを街に帰す!!」
えーーー。
「もしかして考えてないとか?」
…。