未来へ

アトラクションの裏側の人目につかないところまで引っ張ってこられ、壁に押しつけられた。

その拍子に持っていた数個の風船が空に舞った。

「ちょっと見張ってろ。」
セーターがつなぎに言う。

つなぎは少し離れた場所に見張りをしに行った。

相手は一人になったが力では到底かないそうにない。

冷や汗が背中を伝う。

セーターは私を壁に押しつけたままかなり短い丈のスカートの中に手を差し込んでくる。

太ももをなで回し、下着の上から割れ目をなぞる。