「今の2年の桜井さんだよな?やっぱあの人が相当遊んでるって噂、ホントなんだな。あの女年上だよな?金でももらってるのかな?」

修哉の言葉になぜか胸がチクンと痛んだ。

先輩のことなんて別にどうでもいいはずなのに。

たった今自分がしていたことをこれから先輩がする事を考えるとなぜだか落ち着かない気分になり、修哉に家まで送ってもらう間も私は上の空だった。