でも、あの人だけは貴方を本気で止めようとした。

『私はキミが刀を振る姿は好きだった。
美しくて…迷いがない。
でも、今のキミは嫌いだ。
ただ『失いたくない』それだけ。
誰だって失いたくないものはある。
でも、キミはその気持ちしかない。
キミには『守りたい』その気持ちがない。
だから、キミは弱い。
今のキミに誠の旗を掲げる資格も
刀を握る資格もない。
それなら、もう一度刀を捨てた方が早い。』

そう言った。


その言葉で貴方は変わった。

『失いたくない』…なら、『守れば良い』それに…。

そして、貴方は大切な人達のために
最後まで誠の旗を掲げながら
刀を振るった


そして最後まで戦った。