その後は教室に帰った。


教室に帰ると、リュウ君達が話しをしていた。


少しロー君の機嫌が悪そうなのは、気のせいか・・・・?


すると横にいたエリが


「よっ!ロー、コウ、リュウじゃねーか。お前ら同じクラスだったのか?」


「おせーよ!」


そう言いながら二人は仲よさそうに話している。


疑問を2人に投げかけてみる。


『4人は知り合い?』


答えをくれたのはリュウ君。


「あぁ、知り合いっつーか中学が同じで、オレとこいつはバスケ部だからな。」


『へー・・・。エリバスケ部なんだぁ!!似合うよ!』


「へへっ\\\そうか?」


そう言ってエリはむず痒そうに笑っている。


「それよりセーラ。どこ行ってたんだ?」


私達に気づいたリュウ君はこちらを向いて聞いてきた。


『今3人で屋上行って昼ごはん食べてきたんだ。』


「あっ、セーラそれ言っちゃダメ!!」


ナツが私の言葉に静止をかけた。


もう言っちゃったけど・・・。


でもなんで?


『え?ダメなの?なんで?』


「あれは極秘情報って言ったでしょう!他の人に言ったんじゃ意味ないじゃない。」


ナツはため息をついて、腕を組んだ。


『そうだった!ごめんね。』


「まぁ、いいじゃねーかナツ。」


エリが励まし?の言葉をかけてくれた。


「えぇ。」


よかった。怒られなくて。


そして椅子に腰掛けようとしたとき、


「セーラ今の話なんだ?」


この声は・・・・リュウ君・・・。


「たしかこの屋上は上がれないようになっていると聞いたが?」


「今の話がオレ達に聞こえないと思ったか?」


コウ君やロー君まで・・・。