そう言うとエリはポケットからケータイを取り出た。 『いいよ。じゃあついでにナツのも送っとくね。』 弁当を食べ始めたナツに一言声をかけると、 「よろしくー!」 と、手をフリフリと了解の意思を見せた。 交換した後は3人で、中断していた昼ごはんを食べ始めた。 エリは私の隣に座り、パンを取り出してかぶりついた。 ほんとに食べる気だ・・・。 やっぱりこの光景は凄いな。