その後たわいもない話をしている所にナツが来た。
「おはよう。」
『おはよー!』
ナツは眠そうにこちらへ向かってきた。
「あら?もうその人達と仲良くなったの?」
「誰だ?セーラの知り合いか?」
コウ君が不思議そうに聞いてきた。
ナツとは初対面だったことに気がつき、私以外の3人を見て答えた。
『うん。あっ、こっちは桜庭 夏輝。私の親友で幼稚園からずっと一緒なんだ。』
私は3人に向き直って紹介した。
「よろしくっ!ナツって呼んで。」
「あぁ、ヨロシクな。」
そう言った後、コウ君は頭を下げた。
「どーも。」
リュウ君はニコニコ笑いながら短くはいた。
ロー君はペコリッと会釈した。
次は3人の紹介しなきゃ。
『えっと。こっちの3人はリュ「セーラいいわよ。言わなくて。」・・・え?』
「あたしもう名前知ってるから。確か・・コウ、ロー、リュウでしょ?」
そういってナツは自分の席へ座りながら、その3人を指差した。
『何で知ってるの?しかもニックネームも情報済み?!』
「あったりまえじゃない。あたしの情報力なめないでよ~!」
