「オレ今日朝何も食べてなかったんだ。だからちょうど良かったし、凄い美味しかった!ありがとな!!」 ニカッ・・・。 彼は太陽みたいな笑顔で笑った。 すごい一瞬で不安がどこかへ行っちゃった・・・。 トクンッ・・・ あれ?今の・・・。 いや。違う!! これはリュウ君が笑ってくれたから、嬉しくなっただけ!! "恋"なんかじゃない!!!!! 違う!!!!!!! 「どうかしたか?」 『え?なっ、なんでもないよ!ほら、学校着いたよ。行こっ!!』 私は足早に学校へ入って行った。