「しゃー!!始めるぞ!!!!」
異様に張り切ってるリュウ君に驚く。
うわー・・・凄い。
ヤル気満々だ。
『リュウ君そんなに勉強好きだったっけ?』
「いいや。大嫌い。でもやっとセーラとできるから嬉しんだ!」
ケロッと真っ直ぐな笑みを向けられたら赤面するしかないよ。
できるだけ火照った顔を隠すために少し俯く。
「どうした?」
顔を覗かれそうになったので、話を逸らした。
『うんん。何でもない!ほらっ始めよ!まずはここのページやってみて!』
「りょーかい!」
腕まくりをして気合十分の様子。
さっきまでコウ君に教えてもらってたから、あんまり教えてあげてなかったんだよね。
でも私が作ってあげたノートのヒントを、一生懸命読みながら考えている姿を見ると嬉しくて仕方なかった。
現に今も眉間にシワを寄せて一生懸命考えてる。
左腕で肘をついて、その手でふわりとした猫っ毛をクシャリと掴んでいる。
ふふっ・・・かわいいな・・・。
おっと!
こんな事思っちゃダメ!
今は勉強教えてるんだから!!
でもちょっとだけ・・・ちょっとだけいいかな。
