コウ君がしばらくノートに向けていた目をこちらに向け、口が弧を描く。
「全問正解だ!」
『やった!ほんとに?コウ君教えてくれてありがとう!これでテストバッチリだよ!』
できた問題達を眺める。
頑張った成果が出た!
嬉しい!
「フフッそこまで喜ぶ事なのか?」
右隣へ振り向くと口に手を当て、薄く口を綻ばせるコウ君の姿があった。
『喜ぶよ!英語嫌いだったけど、コウ君教え方凄く上手に教えてくれたから、ちょっと好きになれたよ!』
満面な笑みを彼に向ける。
すると突然向こうへ顔を向けて、ボソリと
「お前の役に立ててよかった。」
とだけ言うと頭を撫でられた。
・・・・?
