「オレもセーラの隣に座る!勉強教えてもらわなくちゃいけないからな。」
そう言って私の隣へドスンッと腰を下ろした。
「リュウお前は3時からだと言っただろ!」
「じゃあ今の間どうすりゃいんだよ。」
リュウ君は隣で口を尖がらせてブツクサ言ってる。
そこに思いもよらない人が割り込んできた。
「リュウ。あんた私が教えてあげましょうか?」
真正面に座っているナツは身を乗り出して聞いてきた。
その顔はとてもいい笑顔で・・・・。
長年の勘だろうか・・・とても危険な感じが・・・。
あっ!!!!
「じゃあリュウはナツに『ちょっと待った!!!!!』
「どうした?」
私とナツ以外不思議そうに首をかしげている。
『ナツ・・・。教えてあげた後に、お金請求するつもりでしょ!』
「あらら。ばれちゃったかっ。」
ナツはペロッと舌を出してずる賢っこく笑う。
うわ~・・・。
リュウ君なんて顔引きつってるよ。
我に返った声君が
「そしたらリュウどうしよう。」
と、頭を捻っている。
『大丈夫私こんなことになろうかと、大事な所まとめて置いたんだ。だからリュウ君も一緒にしちゃダメ?』
コウ君の目をジッと見る。
すると今まで無表情だった顔が笑って。
「負けた。リュウも一緒にしよう。」
そう言って頭をポンポンと優しく撫でてくれた。
