「セーラ。さっきはありがとな。」 照れたように頬をかきながらお礼を言ってきた。 『いえいえ。でも何で遅れたの?』 「そ・それが・・・。誰にも言うなよ。」 リュウ君は少し屈み、私の耳元へ寄せるとボソリと呟いた。 『えっ・・・。』 「言うなよ!絶対だぞ!!」 『リュウ君耳まで真っ赤・・・。』 「う・うるさい!早く行くぞ。」 そういうと彼は私の手を取り、みんなの輪の中へ引っ張っていった。