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放課後になり、私としーちゃんは一緒に歩く。


「っで?いつ告んの?」

「どぉしよっかな~・・」

私は歩きながら空を見上げた。
太陽が沈む直前くらいの空の色。


「その“どうしよう”は、まさか告白することに関しての“どうしよう”じゃないでしょうね?」

「・・・違うよ。」

どこまで疑ってんだよ。。。

「あぁ!今ちょっと間があった!!図星なの?!ちょっとぉ!!」

・・・・。


「だぁかぁら!今のは、私のことを疑いすぎてるしーちゃんに呆れてただけッ」

「あぁ・・そぉ。」

私がそう言うと、落ち着いたのか、上げていた両手を下ろした。



「明日にしなよ。」

「へ?!」

「どうせなら早いほうがいいじゃん?明日にしなよッ」

「こ、行動早すぎっしょ・・。ってかなんでいっつもしーちゃんはそぉやってさ~・・」

はぁ~・・とため息を漏らす。


「なによ。」

口を尖らせて聞いてくる。



「・・興奮しすぎッ」

ビシッと指をしーちゃんに向かって差す。


「じゃぁもっとあせりなさいよ、アンタは!」

「あせったってしょうがないでしょ?」

「冷静なアンタのがおかしいよ。」

おかしいって・・


「普通もっとさ~・・空回りしない?恋愛になると。」

「・・・・そっかな。」


まぁ・・そぉかも。