私もしーちゃんも驚く。


「な、何?!」

肩をつついてきたのは、阿達君だった。


「今日お前、朱莉と登校してた??」

「ぇ・・うん。」

ってか、“朱莉”って呼んでんだ・・

シュン。と、私は思いっきり顔に落ち込んだ表情を浮かばせてしまった。


「オイ!」

「ぇ・・わっっ、はい!何?!」

「なんでそんな驚いてんの??(笑)」

荒々しい呼び方されりゃぁそりゃ驚くでしょぉが。


心の中でつっこんでいたが、、、


「アイツって、うるさいだろ??」

・・・ここは否定しておいたほうがいいのか・・?


「そ、そんなことないよ♪おもしろかった♪」

まぁ、本音と言えば本音だったりするのだが、、


「でもアイツさ、いきなり愚痴りだすし、笑い出したりするだろ??」

・・・・。


「・・ぅん。」

よく分かってらっしゃる。。。


「朱莉ン家、俺ン家の隣だからさ、いっつもうるさくってよ~・・」

・・・・

「いいじゃん。仲良いんだし。」

自分が言ったことに、自分で落ち込み、頭を抱える。



何言ってんだ、自分!!
結局一番落ち込むのは私なんだ。