「とうとう、本番だね!」
「うん。そうだね!でもさ、ほんとに昨日、何もなかったの?」
「ああ、もちろん」
俺は二人の会話を通して、あることに気付いた。
「どうしたんですか?」
その時、事件は起きた。
「きゃ・・・あ!」
なんとサクラは、足を引っ掛け、ライブ直前に転倒。
「大丈夫か?」
俺は手を差し伸べる。
「あ・・・どうも。」
顔を赤め、口元に手をやった。
「!?おまえ・・・」
なんてことだ。
「へ・・・え!?」
胸元のレースが取れ・・・
「きゃあああああ」
俺、変態決定。