うれしさは、一人より、二人で。

二人より、より多くの、愛すべき仲間達と一緒に。

途方に暮れる前に、みんなで大騒ぎをしながら、喜び合おう。

この、すばらしき、新しい命を。

愛しき、小さな幸福の使者を、迎えるために。

その日の宴は、厄介な薬師がOKを出したことを、いいことに。

酒に強い八葉が、べろんべろんに酔うまで。

――…三日三晩、続いた。




「って!いい加減にして――…っ!」

三日も、鞍馬に帰らしてもらえない望美の、怒りの雄叫び声は。

遥か天高く、白龍のもとまで、響き渡ったとさ。

どっとはらい。




おまけ終わり☆


なんと次回はリズ先生と神子様の子供がっ!?