あぁー寒いな あたしの体は限界まできていた あたしは近くのベンチに座った 財布も持ってきてないし温かい飲み物すら買えない 何分かベンチに座ってると頭の上から声が聞こえた 「…おい。」 えっ…? 「こんな所で何やってるんだよ」 声は低くて男性の人だ 顔は―… かなりのイケメンだ… ホストかな 「おい聞いてんのかよ」 「あっ…ごめんなさい」 これがあの人ととの出会いだった