日が沈み…夜が来た。


僕は寝床に使っている港の脇にある公園に戻る。


今日はいつもより人間が多いようだ…


何台も停まっている四角い箱…

その中で交尾する人間…


僕は見つからないよう…身を潜める。


真ん丸な月を見上げ…

今日も生き長らえた事に感謝し…


目を閉じた。