「………なに」



「これは任務よ、ロイ


貴方と水帝には何が何でも行ってもらうわ」



「こんな事が任務なんてめちゃめちゃだ。納得できない。


だいたい水帝だって嫌がって………」



水帝に目を移すと、蒼い目蒼い髪の彼は………微笑んでいた。






あれ?






不吉な予兆に冷や汗がつたう。



そして水帝―――ユトアはにっこりと微笑んでいった。



「僕は良いと思いますよ。


実際僕らは学校に通う年齢ですし」