∈愉快な魔法使い達∋




「貴方が魔法を苦手だというのなら、彼らの魔法は塵に等しいですね」



不機嫌と全面に押し出して言うユトアは、よっぽどロイが侮辱されたのが気にくわなかったらしい。



それを感じとったガイが、うんざりしながらも冷や汗を流すという今日な技術を披露した。



「………………殺すなよ?」



「何の事です?」



タイムラグなくにっこりと言ったユトアに、ガイは退職を真剣に考えるのだった。



哀れガイ。だがそのメンバーにお前を助けるものはいないぞ。