「血に飢えたか……… もしくは、主を探しているのかもしれないな それで?俺らにどうしろと?」 「お主らには、剣を御してほしい」 「いやだね、そんな面倒な事」 ………………。 部屋に痛い沈黙がおりた。 言いはなったロイは、先程までの黒帝………世界最強の雰囲気の欠片もない。 「話はそれだけか? で、俺らの担任誰?」 「………ロイ」 額に手をあてて、ユトアは重いため息をつきながらいった。