「げっ、土帝」
思いっきり顔をしかめるロイ。
そしてそれを見て楽しそうに笑みを深めるユダ。
ユトアは優雅な無駄のない動きでガイの上から降りたが、ロイはまだ乗ったままである。
そしてそのガイはだらだらと冷や汗を流しながら硬直していた。
上に乗られているからではない。
「二人の魔力を感じ取った」からだ。
………国家機密をあっさりとバラしてしまった事につっこむ人はここにはいない。
これで国民にはバレていないのだから、まあいいのかもしれない。
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