「気づきたくなかったなぁ...」

※ ※ ※ ※
はっきり言われたことは一度もなかった。 

ホントはわかっていたのに他人の口からその事実を肯定されるのが怖くって、

逃げていた。

感情をいつもどこか遠くへ、窓からのぞく眩しいほどの空へおいておこう。

そうやって空っぽな日々を過ごしてきた。