良く分からないまま一人で納得するリュウに

どういうことか、と疑問をぶつける。

「今の話だよ。嫌なことから逃げたい、現実
を受け入れられない。そういう気持ちからこ
っちの世界に来ちまったんだよ、きっと。」

「そうね、ありえないことではないわ。」

この世界ならね、とサラが付け加えた。