「...私ね、病気なの。手術しないと治らない
病気で、成功するかもわかんないの。
だから、ずっと手術するのが怖くて...
このまま逃げたい、って思ってた...」

あの空間は私にとっては嫌な空間。

人が沢山いるのに孤独で、何処まで行っても

無の世界。

そんな世界でさえも失いたくないと思う。

「...そういうことか、」

とリュウが呟いた。