一段落して、私達はレイラの家に入った。

レイラが扉を開けると、双子の男の子と

女の子が飛び出してきた。

「「レイラこの人たちはだぁれ?
おともだち?」」

まるで打ち合わせしていたかのように

息があっている。

それだけでなく、金色の髪にブルーの瞳、
二人の容姿は

髪の長さを除けば、見分けがつかないくら

いにそっくりだった。

その奥に入っていくと、もう一人いた。

人が来たというのに、まったくの無表情で何

もしゃべろうともせず、ただ椅子に腰をかけながら

本を読んでいる。