「あー、雅さん来たよ!」 「え、まじ!?」 「うわ、だっせぇ」 「みーやびさん!」 「ださーいってかきもくない?」 私が教室に入った途端に、クラスメートたちが騒ぎだした。 私が美人だから、なんて理由なわけがなく。 私を見た途端嘲笑うクラスメート。 自分がださいことも、可愛くないことも知ってる。