なんか様子が違う音羽。
どーしたんやろ?

「はぁー。仕方ないなー。もう今から行っても遅刻やし、今日だけやで?」

なんか知らんけど、いつもと違う音羽に不安になって、ギュッと抱きついた。

「ん......。ゴメ.......」

不安そうにボソッと呟く音羽。
あんた、今日はホンマにどーしたん?

しばらくたってスースーという吐息が聞こえてきたので自分も寝ることにした。
どーせこの拘束がとれるわけでもないし。

なぜか寝ているくせに私を離そうとしてくれない音羽。
もはや、抱き枕状態の私は抵抗をあきらめた。

―音羽side―

「ん......。今何時や?」

なんかものすごく寝ていた気がする。
そう思い、携帯を探そうとあたりを探ってみる。

フニ

?なんか、やらかいもんが?

フニフニ

「なんや?これ?」

フニフニフニ

不思議に思い、シーツをめくってみた。
すると.....。

「ん.....。おと.....わ.....」

「うぉあ?!!!???」

なんと、柔らかいものの正体は小夜の胸だった。

い、意外とデカイんやな.....。

フニフニフニフニ

「ん.....やぁ.....あ...」

?!!!??????!!!!!
や、ヤバイ!!!!!
お、怒られる?!

「ん、んー.....むにゃむにゃ」

まだ、オネムだったみたいです。

「た、助かった...」