恋 ~REN~

「んっ?…あーごめん。俺寝ちゃったんだ。起こしてくれてよかったのに。」

「いいよいいよ。疲れてるんでしょ?イビキかいて気持ちよさそうに寝てるのに起こせないよ。」


「イビキなんてかいてねぇーよ!!」


あっ。ちょっと恥ずかがってんじゃないのー。かわいいとこあんじゃん。


「何恥ずかしがってんの?かわいいとこあんのね。」

「別に恥ずかしがってねぇーよ。バカ!」


「バカにバカ!って言われたくないんですけどー。」

「俺はバカじゃねーよ!天才だ!」



そんな言い合いをしてるうちにすぐに夕食の時間になった。



「わぁ〜!何この料理。おいしそー♪いただきまーす!何これ!超おいしいんだけど!」


「あたりまえ。それだけこっちも金払ってんだからな。それよりホントお前って子供みてぇだな(笑)23歳にもなってよ。」


「何よー良いじゃない別にー。ところであんたは、何歳なのよ?聞いてなかったけど。」


「あっ?俺?19歳だけど?」


「19なの〜?私より全然年下じゃん。よくも今までバカにしてくれたわね!」

「別にバカにしてねぇ〜じゃん。ホントの事じゃん。」


くっそー!こうなったら焼け食いだ〜!