桜SIDE

目を覚ますとそこは一面真っ白な世界だった。

桜「ここは何処?」

?「ここはあなたのわすれてしまった記憶」

桜「私のわすれた記憶・・・。3歳より前の記憶・・・?」

?「えぇ」

確かに私は3歳より前の記憶はないけど・・・。

っていうか、私今日誕生日だ・・・。

記憶なくして12年か・・・。

それよりも・・・

桜「どうしてお母さんがここにいるの?」

私は目の前に立つ綺麗な女性に話しかける。

母「あなたに真実を告げるために・・・」

桜「真実・・・?」

私はお母さんの言葉に耳を傾けると一言ももらすことのないように耳に意識を集中させた。