その晩、私は平助君に貰った櫛と簪を握り締めて眠りについた。

そうすれば楽しい夢が見られると思ったから・・・。


―――翌朝目覚めると、まだいつもの見慣れた天井が目に入った。

今日で最後・・・。

そう思った私が起き上がった瞬間、勢いよく開く戸。

土「桜ぁぁぁ!」

桜「なんですか、うるさいですよ」

土「お前おれの発k・・・」

桜「知りません」

彼の言葉を遮ってそう答えた私。

すると隣の部屋から平助君が来た。

平「桜おはよう。土方さんうるさいよ。どうせ総司だろ」

総「なんで僕って決めつけるのかな」

土「総司お前いつの間に・・・」

ここを女子の部屋だと忘れて居座っている彼等は一体なんなのでしょうか・・・。