「やめ…っ!!」 私の抵抗も虚しく、結生の手は私のシャツを通り抜けて下着の下に潜り込む。 胸に直接結生の手が触れて力が抜ける。 混乱した私は何故か携帯は手にしっかり持っているのに、電源を着ることすら考えられず、コール音の音が頭に残っていた。 「…っや…!め、」 「あんまり大きい声出したらだめだよ、下にいるおばさんに聞かれたら困るでしょ」 そのとき、コール音が鳴り止んだ。 高橋が電話に出たんだ。