教室に戻ってきた結生に何事もなかったかのように接する。

高橋はどこか落ち着いていなくてさっきからそわそわとしている。



「(…ちょ、ちょっと!もっと普通にしててよ!)」


私が文句を言うと、高橋は余計にあたふたする。


「(ふ、普通って!?)」



もうだめだこいつ!!
嘘とかつくとすぐに顔に出るタイプか…人選間違えたかな。