「わかりました。替えの服と
 お体を拭くタオルを用意します。」

「いえ、芽衣子に用意させて。」

「何故です?」



真顔で私を見つめる。



「何故って…!?それは…。」

「私ではいけないのですか?」



捨てられた子犬のような視線を送る。



「あっ、当たり前よ!」

「……わかりました…。」



しゅんと落ち込み、ティーセットを持って、部屋を出て行った。